聖なる沈黙の10日間を過ごすヴィパッサナー瞑想に行ってきた
かねてより、気になっていた(3年越し!!)のヴィパッサナー瞑想についに!参加してきました。
なんでも以前参加していたヨガの先輩や後輩は口々に
『よかったよ!』
『最初は長く感じたけど最後は一瞬でした!』
など、なんかよくわかっていないけど、めちゃくちゃ惹かれてました。
あれから数年、瞑想が自分には必要なんだと感じてからやっと仕事的に休める!というこのタイミングで、キャンセル空きが出ました。
これはチャンス。
いろんな感想はあるんですが、第一に何を上げるか、シンプルにするとどういうことになるかというと….
『修行すぎてきつかったけど、来年また行く予定!!』
という感想です。
途中4日目くらいに
『あれ?ほんとに、結構、まじに、帰りたいぞ!!!』
って泣きそうになった日々もあったけど
帰る頃には『来年はもうすこし涼しい時にこようかなあ~』と次の計画を立ててました。
人間って、不思議ね。笑
さて、最近いい意味でも悪い意味?でも瞑想やマインドフルネスはブームであり、話題に上ることも多くなりました。
主催してた瞑想の会も意外な友人が興味を持っていたりする世の中です。
(再開どうしよう。)
また、いわゆる、ヨガの世界とかスピリチュアルなことから遠い存在の人に『10日間山に篭って瞑想してたよ!』
っていうと、
『いいなー!なにそれ!』
か
『…え?!それ大丈夫なの…?』
のどちらかの反応です。
なので、せっかくなので結構な長編になりますが、10日間やったこと、思ったことなどを書いていこうかな、と思います。
さて、まず持ち物。
こちら事前に送られてくるものはこちら。(転載します)
コース中に必要な物
以下の物は必ずお持ちください:
・宿泊棟泊の方→掛け布団用と敷き布団用シーツ、枕カバーの三点(大きめのもの)*寝袋はシーツの代わりに使用していただけません
シーツ類は500円でレンタルができます。私は買った後に気づいたけど…
旅をしてる方もご安心ください。
・健康保険証(思わぬケガや病気などで最寄りの病院に行くことになった場合に必要。どうしても持参ができない場合のみ、コピーでも可)
・着替え(洗濯施設は限られています、脱水機のみ使用可)
夏で一応沢山着替えを持って行きましたが、毎日休憩時間にやる事がなく、洗濯と散歩とお昼寝が楽しみになります。
トップス3枚あれば全然足りました。
また、バスタオルも洗って乾かせます。
バスタオル一枚のハンドタオル2枚で十分でした。
・タオル類、石鹸・シャンプー(匂いの強くないもの)、洗濯用洗剤、洗面道具、歯ブラシセット、生理用品(女性)
洗濯用洗剤、忘れてしまって石鹸で洗いました。
小さなペットボトルなどに入れて持って行ったり、ジップロックに入れてる人もいました!
ナイスアイディア。来年やります。
・目覚まし時計
おそらく借りれるかも。
たくさん置いてあったので問い合わせてみてください。
また、私は腕時計を持って行きましたが、最初は助かった。(精神的に)
でも、後半は意識的に見ないようにしてました。
ちなみに、朝は他人の目覚ましで起きれたので全然いらなかった…
・傘
日を遮るものがないので、焼けたくない人は日傘あると良いです!
・懐中電灯(夜間は暗いため)
道は意外と照らされていたので使いませんでした。
また、こちらもストックされていたような感じだったので借りれるかもしれません。
あると便利な物
・脱ぎ履きしやすいサンダル(脱ぎ履きする機会が多いため)
ビーサン最強。でも虫が多いので注意してくださいね。
・長靴(敷地内は舗装されていないので、ぬかるんだ土の上や、通路の水溜りの上などを歩く場合もあります)
いつの季節かわかりませんが早朝や夜間は蛇がいるかもしれないから履いてね、との注意書きがありましたが、特に8月は会いませんでした。
ちなみに、施設に常時置いてあるものもありました。
・ピッタリとした体のラインが出る服(スキニーパンツ、レギンスやスパッツ)を着用の際は、ふくらはぎ丈までの上着などを着用してください。
ノースリーブ(肩が露出したもの)や、かがんで胸の谷間が見えるような胸元の開いたものの着用は、避けてください。
ショートパンツ、丈の短いスカート(膝が出るもの)などは避けてください。
パンツスタイルについては、坐った時に膝が出ないよう、くるぶし丈のものを着用してください。
瞑想ホールでは、衣服の擦れる音のするナイロンやポリエステルの衣服の着用は避けてください。
まあこの辺はカラフルな人もいたし、そこまでシビアではなかったです。
次の物は持参しないでください:
• 書籍、雑誌などの読み物、
• 十字架や数珠など宗教に関するもの全般、
• ペンや紙などの筆記用具、
• MP3プレイヤーなどの電子機器。
• 食べ物
• タバコ、アルコール類、
• 麻薬類
メモはないの辛かったな。
純粋な効果を試したかったので持ってたけど使いませんでした。
そして夜ご飯はフルーツだけで、基本ベジのみの生活。
絶対お腹すく!!!
と思っていたけど、全然すかなかったです。
いつもの量を食べると苦しいくらいでした。
それは瞑想効果がすごいのか、話さないことでのエネルギーを省エネする力が凄いのか…
(9日目、話すようになったとたんすごくお腹が減るようになった!)
また、玄米、お米、朝ごはんにはお粥が毎食用意されてるのですが、ヴァータさんは玄米おすすめしません。
私は京都3週間、10日間の瞑想と、環境の変化も多かった夏とあってか今までにない、かなり手強い便秘を味わいました。。。
これも、辛かったことの一因です。
あれよこれよとねじったり伸ばしてもマッサージしても反応が無い。
なので後半センターの人に相談し、便秘にいいお茶を出してもらいながら、毎朝おかゆ食べてました。。。
また、メモが取れないのが辛かったのは瞑想してるといろんなアイディアとかがぽんぽん浮かぶんですが、取っておけない。
覚えていたい!!!!
と思ってもやはりそれは流れて変わってしまって、忘れてしまったり。
(といいつつ、あとでリマインダーひらいたら、過去にやろうと思ってメモしてたことが多かったという…笑
ただ忘れてただけなんですね。反芻して新鮮に感じてた自分コワイ)
話さないことについてはそんなにストレスはありませんでしたが、足に虫がいるよ!とか、トラブルの教え方をどうしようか悩みました。
(ボディーランゲージも禁止でした。)
あとはお礼を言いたい、微笑みたいけどそれもできない、というところくらい。
話さなくていいのは楽チンでしたが、話さないことで自分の内側がにじみ出ているように感じました。
(自分の雑な面がとても前面に出たような気がします。。。)
いかに、話す、ということが、何者かの自分を作ることになっているのか?
ということになっているのかを実感しました。
ヨガ講師としての私
女としての私
いろんな役割を背負わせるのを、言葉がより押し上げてるのかな、と思いました。
行き方は茂原から夕方のバスに乗り、最寄りのバス停からセンターまではセンターからくるお迎えで向かいます。
お迎えは何度か行き来してくれるのでのんびり構えても問題ありませんでした。
バスは小銭か1000円札しか使えないので注意してください。
これに遅れるとタクシーですが、まあまあ高い…なのでそれより遅く行くなら自家用車がいいかなと思います!
そして貴重品を預け、最後の連絡をし、スタートするわけです。
センターでは
『緊急の連絡があれば繋ぎます』
とありましたが、そもそも肝心なここの連絡先を伝え忘れたことに3日目あたり気づき、ふと、家族は、彼は、みんなはお仕事関係の皆様は元気にしてるのだろうか?
無事なのだろうか、、、?
と不安になったりもしましたが、後半必死で忘れてました。
ごみん。
高校の恩師が亡くなってしまったというのもお葬式ののちにしりました。
とても申し訳なく、やるせなかった。
なので行かれる方はSNSや、身近な人に連絡先を載せて置いてもいいかもしれませんね。
さて、最初の夜ご飯から、めその後はじめての夜の講話から始まります。
愛称をこめてゴエンカさんと呼びますが先生(ヴィパッサナーの先生)の録音を10日間ひたすら聞きます。
なんでも教えをそのまま伝える為、だそう。
たしかに、人から人へ、伝えることに純度を保つのはとてつもなく難しいですもんね。
違和感はありますが、納得でした。
そして夜、21:30には消灯。
ワクワクとソワソワとに包まれて、気づいたら寝落ち。
千葉の夜は涼しくて寝やすい。
そしてここからスーパーハードな自分の心の大手術10日間が始まります!
◆LINE@
https://line.me/R/ti/p/%40zil6834x
https://www.instagram.com/airiskmt
https://www.facebook.com/airi.sakamoto
貸切空間で瞑想とヨガで穏やかに過ごせる週末キャンプイベント
『EarthingCamp』を主催してます!
次回9月29・30日(土日)開催予定
詳細下記より。
プライベートレッスンももう少しだけ募集します。ちょっと執筆がこちら追いついていない・・・