Airiyogalog

ヨガインストラクター育成講師をしている坂本亜衣理のBlogです。活動エリア:東京,恵比寿,千葉

母親と、私。

母親と、私。

 

 

うちの母は私に負けないくらいのネコ好き。

すぐ妹と私と母が参加している温泉旅行のラインで最近のネコたちの様子や動画を送ってくる。

そして返事がないとプチ切れてくる(返事は?!ってスタンプ送ってくる)

少し酒癖が悪い。

お酒が入るとよーしゃべる。ほんとによーしゃべる。

そして結構気にしーなので、頼んでもないのにいろいろ構ってくる。

お花が好きで、ガーデニングは割と上手。まわりの人にもお金を払ってでも作って欲しいと頼まれるらしい。

最近は農業に興味があるらしく庭でちょっとづついろいろ作り始めている。

そんな典型的な「母」という感じの人である。

 

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幼稚園の夕涼み会の写真が出てきました。

パーマブームで私もイヤイヤあてられた記憶があります。

 

 

そんな私は15歳で実家を出て、高校から寮にくらしていたので、思えばもう14年、親と離れて住んでいます。

 

 

 

早くに出たメリットは、両親や家族のありがたみがとても早くにわかりました。

ご飯を作ってくれることや、洗濯や掃除、病気の時にいかに『家族』という存在に助けられていたのか。

 

 

この前の高熱の時も、過去のインフルの時も動けなくて病院に行く気力もなかった。

ポカリとかも買う気力がない。お水を飲むのに起き上るのがやっと。

 

 

だから家族ってすごい。

 

そしてその中でも同じ性を持つ、母はすごい。と節々に感じることが多く、とても尊敬しています。

 

 

しかし、ここ数年、母とは喧嘩が増えました。

27歳くらいまでそんなに大した喧嘩はしたことが無かったのに、フリーランスになってからくらいかな?

 

 

母の人生観と私の人生観の違いで喧嘩も増えて、結構お互いイライラしていることがお互いにわかる、くらいの仲にここ2年弱、なっていました。

 

 

私は親友を失ったような気がしたし

(とはいえテレビに出るような姉妹とか友達ではなく、ちゃんと母と子として仲がよかった)

 

 

東京に出るのを唯一応援してくれた一番のサポーターが居なくなったような気持ちになっていた。

 

 

でも、口を開けばこの時代にそぐわない(と私が勝手に思う)価値観を正義のように振りかざして傷つくような言葉を浴びせてくるし、

 

 

ほっといてよ、って事まで構ってくる。

 

 

しまいには結構飲兵衛の母は、徐々に酒癖も悪くなってきていて、そんな時の母親がちょっと恥ずかしく、嫌悪していた。

 

 

 

まとめると、寂しい、と同時に、反抗期の子供のような『うるせー!このばばあ!』的な気持ちに揺られていました。

 

 

最初に、家族ってスゴイ、と思っていたはずなのに、

最近は『家族って面倒くさい』とさえ正直に言うと思っていました。

 

 

今回、このことをふと書いてみよう、と思ったのも、12月1,2日に行われたイベントの出演兼実行委員会メンバーのために、私は単独で帰省する事になっていました。妹も東京に出てしまった今、久しぶりに二人で過ごす事が正直不安で、重い気持ちでした。

 

 

喧嘩がうまく解消されてないのに次の日学校で会わなきゃ行けないような気持ちの重さ。

 

 

昔は実家に帰ることがあんなに心安らぐことだったのに・・・

とかつての居心地の良い場所を失っていて結構戸惑っている日々でした。

 

 

そんな状況に思わずため息をついていましたが、

そんな風に思っていると、本当にそんなことが起こるというのがこの現実世界。

 

 

最近の傾向を考えると、

これは私が作り出してしまっているんではないだろうか?と疑問が浮かび始めます。

 

だから、帰りの高速バスで私は一つ決めました。

楽しいことを想像できなくても、一度母との関係を「ゼロ」にリセットしよう、と決めました。

 

 

過去にあったことを引きずらない。

流す。

執着しない。

 

 

触ると痛い傷を触っているのは「母」でなく、間違いなく「自分」なのだから。

 

 

 

そう決めて帰省すると見えたのは、母は変わらず明るい。騒がしい。でも一緒にいると面白い。

 

変に思っていた私が恥ずかしくなったくらい、母は「ゼロ」の眼差しで見てみると、何の変哲も無い喧嘩する前から見ていた母だった。

 

 

良いところも、悪いところも、そのまま持っている人。

 

 

他の人と変わらない。

 

 

ふと母が「ボヘミアンラプソディみたいのよねえ。お母さん、クイーン世代だったから・・・」というので、私も見たかった映画だったこともあり、荷下ろしや片付け、二人でおうちの大掃除をして、夕方に映画を見に行きました。

 

 

ふと気づくと今まで何をそんなにギクシャクしていたのか、わからないくらい、懐かしい楽しさがあった。

 

 

気づいたことは結局、私が見たいように現実を見ていただけ。

そしてその現実を作り出していたのも私。

マイナスをわざわざ受け取っていたのも私。

 

 

全部自分が決めてやっていたことでした。

 

 

それに気づいた。

 

 

母も完璧じゃない。

私も完璧じゃない。

それが人間。

 

 

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他にも、家族で暮らすことで植えつけられた固定概念で大人になって苦労したこともあったし、今でも価値観は理解できない部分もあって悔しいようななんでこんな人達なんだ…と思ったこともあったけど。

 

よく考えたらみんな同じようにそれがある。

 

 

それに、母から貰った価値観を手放してもいいし、持っててもいい。

 

 

果たしてそれが常識で正論なのか?

それが真実なのかは自分が決めればいい。

 

 

自分が決めていいらしい。

 

 

それ(固定概念)らも彼女なりに生きるために必要だと、彼女もまた誰かからもらったモノなのでしょう。

 

 

でも、それが私にとって役立つのか?

機能しているのか?は見極めないといけない。

 

 

私はわたしであって、母ではない。

 

 

私に役立つことは母には役立たないかもしれない。

 

 

だから、押し付けない。

このブログもそんなスタンスで書いています。

 

 

何にも、誰にも押し付けたくない。

 

 

好きなものを選んで、必要なものを取って貰えたらいい。

そして、この中で、これが好きだ!これを見てちょっと楽になった!という人がいたら、嬉しいと思っているし、分かち合えたら嬉しいです。

 

 

母とはまた喧嘩するかもしれない。

でも、家族なんだ。

喧嘩くらいするよね。

でも憎いわけじゃない。

 

 

ちなみに、一番ピークの時、心屋さんという人の本に、そういう時は本人には言わず、ひとりきりの時に『クソばばあ!』とか言ってみるといい、って書いてあったので、29歳にもなって初めて、本人にはもちろん言ってないけど『あのクソばばあ!』って言ったらごめんだけどすっきりして、何故かちょっと泣けた。

 

 

きっと、いいこぶってた過去の私の中の私が言えなかったけど、一回くらい言ってみたかった言葉だったのでしょうか。笑

 

 

すごくすっきりしたので、家族から『いい子でえらい』とか『しっかり者ね』って言われて、反抗期がなかったけどモヤモヤしてる大人に同じようにおすすめします。笑

 

 

あとは自分の心持ち。

 

 

当たり前だけど、誰もが自分とは違う人間だから。

 

 

でもこれだけはやっぱり思う。

お母さん、ありがとう。

産んでくれて、育ててくれて、叱ったり喜んだり。全部ありがとう。

 

なので、年末は心から楽しみに、実家に帰ることにします。

 

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