坂本亜衣理がインストラクターを育成するヨガ講師になるまで。
こんにちは!坂本亜衣理です。
現在私はヨガの講師という仕事をしています。
・OMYOGA認定指導者
・全米ヨガアライアンスE-RYT500認定講師
(E-が付くことでヨガスクール担当できるよという資格です)
として『インストラクターを育成する』ということがメインの仕事です。
他には
・外部委託によるヨガスタジオ、ヨガ教室での指導
(過去実績:株式会社zenplace 元ヨガプラス新宿店マネージャー新人育成、オーディション担当、ファーストシップトータルヨガスクール外部講師、松本莉緒プロデュースatyogalife府中外部講師)
・インストラクター向けプライベートレッスン
・オフィスでのヨガ指導
・yoga動画サービスyogaboxでのヨガ動画配信、ヨガ動画提供
・キャンプ×ヨガ×瞑想イベント EARTHINGCAMP主催
ということを行なっています。
さて、ここに来るまで何があったか?
ここからは経験というより人となり、について自分を書いてみました。
飛ばす場合はヨガのプロが少ない!まで飛ばしてください。
ヨガに出会うまで
幼少期から小学時代
千葉県の田舎にて生まれる。
割と幼少から気が強いのに気にしいで、なんかよく目をつけられてはヘコむ。同性の小さい意地悪とかよくあったけど、それにも負けず自分自身も目立ちたがり屋だった。剣道に明け暮れ、負けず嫌い。県大会2位まで頑張ってみる。
中学時代
5教科を学ぶ意味や将来にどう役立つかがわからなくて色々にやる気が起きない。
そんな学校教育にモヤモヤ、友人とのトラブルもあり、半年ほど学校に行かず夜な夜な遊んでみたり(田舎なので今思えば狭い遊び)する中ストリートダンスに出会う。
そこから、熱中。学校も復活。だけどこの先進学を考えた時時間をかけて学ぶなら好きなこと!とダンスや演劇、音楽など特殊な科目だけど高卒の資格がとれる学校に決意。
高校時代
両親を説得の末、単身上京、学生寮に入る。
専属の学生寮ではないので(主に専門性、大学生のいるところだった)18歳からみた15歳は子供すぎて寮には溶け込めない。
が、学校生活は楽しく、個性のぶつかり合い。
それぞれの学校の濃い人が集まっている感覚。喧嘩もたくさんみたけど、それに比べると私は目立たないので、それなりに平和楽しい学生生活だった。
でも個性の強すぎる仲間を前に人間なんでこうなれるの?と疑問がわき、人間自体に興味がわき、心理学に興味を持ち、大学進学を目指す。
大学時代
初めて自主的に学びたい!と思ったことなので大学の勉強は英語のような必修以外はどれも楽しい!
今の仕事にも多少生きているような感覚。人間を、通して世の中を意識して見るようになってきて、社会学にも興味を持つ。
そして大学生らしくバイトやダンスサークル、就活に明け暮れる。この時の夢は颯爽とコツコツ早歩くかっこいい女性。
そして一生の買い物として高いものを売っている=価値のある仕事では?と思い、ブライダル業界をみた時のキラキラしたブライダルプランナーに憧れる。
社会人からいままで
結果的に入社したのはブライダル「アイテム」の会社の営業だった。
(今思えば私の素質的に管理する、という仕事が向いてなかったから当然だなと納得)
が、ここで打ちのめされる。
なにも楽しくない。
自信も自尊心もバッキバキに折られる。
このまま社会でずっと働くことなんて無理ではと絶望。
(今思えば鬱というか、心が病にかかり始めていたと思う。)
そこでシェアメイトの紹介でヨガに出会う。
ヨガで憑き物がとれた!!(感覚)
はじめてのヨガが私にもたらしたものは
きっとヨガを体験したみんなが感じたスッキリと霧が晴れるような感覚を私も強烈に感じました。
憑き物がとれた!!!!
という感じ。
長らくダンスもしていたので身体を動かすのは好きだった私。
今思えば社会人になり、身体を動かす機会もへり余計に心と身体が落ち込んで行ったのかもしれません。
そして、はじめてヨガを体験したその日には
『これ(心と体の健康)が人間にとって1番大事だ!!ヨガを通して伝えていく事を仕事にしたい』
と帰り道、自転車を漕ぎながら思っていました。
なんて単純。
でも今もこの想いは変わってません。
根本はこの気持ちです。
だから、もしかしたらヨガでなくていいのかもしれない。
でも今のところヨガと瞑想は最良の方法ではないかなと思っているのでこの仕事をしています。
さて。
そして、なぜ講師をしているのか?ということです。
あなたはプロですか?〜ヨガのプロが圧倒的に少ない〜
まず、自慢とかでなく、経験を通して私は自分の技術や知識に自信があります。
ある程度の身体の状態や癖なら透けて見えるし、それを目標にしていた3年の正社員ヨガインストラクター経験はまさにプロに至るまでの修行でした。
今はさらに怪我をさせないためにどうすべきか、本当にそれが生徒さんが出来ているか?まで分かるようになりました。
(どうすべきか?までわかる先生は多いと思うけど、ちゃんとそれを評価出来てる人は少ないと感じます。)
それは、周りの先輩方、受けてくれる生徒さんのおかげです。
私自身はあとはやるだけ。
だけど、この技術力がなくたって50万円ほど払ったらヨガのインストラクターにはなれちゃうのが現状です。
でもちょっと変ですよね。
料理人が資格を取って次の日からお店に立てますか?どこかの師匠や憧れのお店で修行して自分のスタイルを確立します。
病院の先生が大学出て医師免許あるからっていきなり手術できますか?研修医を経て、本当の先生になります。
美容師さんが免許をとっていきなりお客さんの髪を切るのにお金をもらってますか?
みんな卒業してからもお店で特訓してやっと一人前にカットの報酬をもらいます。
ヨガだけは、なぜかそういうプロセスを吹っ飛ばしがちです。
とはいえ、何年もヨガを練習していた人は別だったりします。
自分の中にストックがあればある程度の知識と自分の経験が結びついてステキな指導ができる。。。
しかし、現状のヨガ業界にそんな厳重なステップを踏んだ先生は少ないです。
なぜならヨガの資格団体自体が
『未経験からOK!』
『最短2週間で資格を取得!』
なんて謳っていますもの。
ヨガ資格ビジネス、になっちゃってるのが現状です。
また、ビジネスの基本ルールがわからないままインストラクターになる人も多いです。
プログラムで教えてもらえないことが原因なのでその人が悪いわけではないけれど、そのせいでヨガの仕事を『一本では難しい仕事』としてしまうのは偏った人たちの意見だと私は思います。
また、ヨガで怪我する人は年々増えているのも技術力の低下だと考えます。
それについて自ら整形外科の先生でヨガにも精通する井上留美子先生は現在のヨガ業界で起きてることについてこう語っていました。
無理なアジャストや、誘導で最悪人工股関節になっているケースもありますし、軽度で言えば膝や腰の痛みをヨガが引き起こしてしまった、なんてこともざらにある。
また、実際、私の大学時代の友人もヨガで腰を痛めてしまい『ヨガは私には合わないからもうやらない』と苦笑いしつつ話してくれました。
これって、とても勿体ない、悔しいことだというのはヨガが好きなあなたなら、ヨガに助けられたあなたならわかるはず。
なのでこういう事を無くしていきたい。
それが今の私のヨガ講師としての仕事のモチベーションです。
ちゃんとプロとしての基礎力のある先生が必要だと私は思っています。
そしてそれが今の仕事に繋がっていった訳です。
そして、通常クラスでも私はアライメントと呼ばれる身体の姿勢や使い方を大事に、伝えています。そして、それを楽しくチャレンジとして使っています。
それは、生徒さんをちゃんと教育するため。
教育、というと堅苦しいですが
その人がどこの誰のヨガに参加しても怪我をしないようにちゃんとヨガを学んでもらう必要があると思っています。
どこでヨガを続けてもいいから、長く続けられるやり方を私のところで習得してもらえたら、と思います。
という事で、ヨガインストラクターとして、自信を持ちたい!という方の為にはアドバイス、お手伝い等私の持てる経験と知識全てで行います。
流派の違いによっては採用する理論が変わるかも知れませんが、基本的には私は解剖学や整形外科的見地、パーソナルトレーニング理論などに基づいた安全で効果的な指導や考え方を採用しています。
もちろん、ヨガの神秘的解釈や、哲学的な面もとても好きですが、ここは好きな人は私より詳しいと思うので。笑
私の強みはどちらかというと技術かな、と思っています。
そして現在は技術とビジネス面でのインストラクターの底上げのための教材を作ってます!
年明けには完成できるだろうか…(遠い目)
それまではnote等を参考にしてもらえたらと思います!
何か聞きたいこと・知りたいこと等あれば教科書に反映したいので、お気軽にDM送ってくださいね。
それでは!
*坂本あいりのクラス情報やとっておき(?)な情報はライン@から!
◆LINE@
【解剖学を体感するアライメントヨガ】開催中!
できないと思っていたポーズができた!本当に変わった!(20代女性インストラクター)
こんなに単純な動きがきつく感じたのは初めて。(30代女性インストラクター)
いつも先生のクラス受けるとどこかしら筋肉痛です。笑(40代女性)
参加してるみなさんの雰囲気が優しくて、きついけど楽しいです(30代女性)
などオンラインなのにちゃんと効くヨガクラスを開催しています。
体験クラス1500円から(下記URLよりチケットご購入くだだい)
https://mosh.jp/sakamotoairiyogaclass
↑その他プライベートクラスなども掲載中
https://www.facebook.com/airi.sakamoto
https://www.instagram.com/airi_sakamoto_h
https://twitter.com/airiyogini
◆NOTE(インストラクター向けスキルアップ情報メインです)