軽減と危機回避がクセになっていたかもしれない人生に気づいた。
最近、私はEngawayogaというスタジオで自主練習をお世話になっています。
アシュタンガヨガか?
Engawayogaか?
長らくうーん。としていたのですが、うーんとする時間には特に意味がないと気づいて。
とりあえず近いほうから行ってみよう、ということになりました。
結果的には、2時間の練習で、いつもくたくたになります。
頑張りすぎたのか、通い始めてすぐ風邪をひいて一度ぼろぼろになりました。笑
3時間の朝クラスはまだドキドキして参加できていません。。。
でも、やるたびに、限界ぎりぎりまでやるので、強くアップデートされて、自信になってきているのは確かです。
できなかったことが、ちょっとずつ、できるようになる、という小さい達成感を感じます。
1、Engawayoga?
こちらではBornToYogというダーマヨガをベースとした流派になるのですが、衝撃を受けました。
数回の太陽礼拝ののち、開始10分後くらいに、バカーサナ(手に体をのせるポーズ)からシールシャーサナ2。(三点倒立みたいなやつ)そのまま降りずにシールシャーサナして、いろいろバリエーション。
これに私は、まじか!と。笑
しかもその時間10分くらい?あるんです。笑
開始早々ですよ?もう汗がどばーっと。
めちゃくちゃびっくりしたし、最初はちょっとした嫌悪感みたいなものもあった。
「危険じゃないのか!?!教わったことと違う!」
と心の中で一種の拒否感が生まれてました。
でも、どうでしょう?
この通り、元気にしています。
(昔痛めた手首は時たま痛くなるけど、それはまあ、仕方ない。)
ここでは、あんまり詳しいアライメントに対しても触れません。
「できない~」と言っている人がいても、ちょっとアドバイスして「はい、やってみて」てな具合。笑
ここにも最初は拒否感が生まれました。
けれど、そこで、じゃあ、このままいつも通りの私のパターンに戻っていいのか?
やらない理由を見つけようとしてないか?
一回で何がわかるんだろう?
と自分と相談した結果、
拒否感をブーブーいう自分をペシッと叩いて「ほら、やるよ!」と諭しました。
フリーパス購入して2ヶ月目になります。
2、いままでの練習の仕方からがらっと変わる。
これまではアライメントを勉強し、軽減法を勉強してきました。
なので「初心者にも怪我なく、ヨガができる」ということでしみしみと続けてきたわけですが。
しかしながら、私の体は一向に自由にはなっていません。
はて?と。
まあ、もともと練習嫌いなところがあったので笑
それのせいはあるのはもちろんですが・・・笑
(誤解のないように、ちゃんとやっていればちゃんとしている人は多いですよ!)
だからお尻を叩いてもらえる環境を作ることにした、というのが今回の大きな発端でもあります。
でね、それはいいとして。
いままではヨガに対して
「これはしちゃいけない」
「これはしないほうがいい」
とかそういうネガティブ?ではなくとも
NOT DO THISで考えていることが多かったんです。
そういう意識や気づきすら皆無だったけど。
体のことなのに、頭でばっかり考えていたんです。
(前回の記事に関連してますね)
それと、正しい形をとるために軽減を使う、ということが身にしみていたのか、現在の練習でも自然と膝が曲がりやすくなっていたり、軽減する形が意識的なことから無意識の状態に刷り込まれてしまったようです。
ふとここで気づいた。
もしかして・・・
人生の選び方も同じような選択肢のパターンをとっているんじゃないか!?!?!と気づき始めたのです。
危ないと言われているからやめておこう
軽減して練習しよう
そういうこともこれからは注意深く、繊細に大胆に取り組んでみるべきだったのでは?
とここにきてそういう場面に多く出くわすのです。
3、結果的にここ最近。
週3回ほど集中して通っていくと、毎回体が変わっていくのがわかります。
前回よりもより遠くへ。
前回よりもより長く。
ナメクジの進みではありますが、ちょっとずつ、自分は成長していると感じられるのです。
そう思うと。
いままでの教えで、できないから軽減する。
危険だがらやらない。
それは、ある程度ヨガの練習が進んだら卒業するべきものかもしれない、と気づきました。
ヨガの上級資格300Hをとる時にJennieが言った
「一度ならってきた教科書を投げ捨てて考えて!」
という衝撃を思い出したのです。
「こういう風に習った」という執着をしていたのです。
そんな時、さらにヨガ通訳ようこさんのどかーんと雷の打たれる記事。
引用します。
同じことをして同じところを痛めて、怪我と練習について思うところがあったのです。
中略
結構な回数でヨガ指導者養成コースを通訳してきたと思います。
コース自体は、どれも先生のための(になるための)プログラムだから、
当たり前だけど、先生として安全に生徒に練習させるということにかなり重点を置いている。
おかげで自分の練習でも「怪我をしないアーサナ」みたいなことにとても意識的になれたし、沢山の軽減法も覚えられ、怪我はエゴのゴリ推しだと思っていたので、限界の手前で止める、みたいなことにも慎重に取り組もうともしていたよ。
さて、アーサナに取り組むことがライフレッスンとなるのであれば。人生には怪我は付き物ではないか(一応比喩的な意味でね)。
怪我をしないような生き方って、なに?とふと頭に浮かんだのです。
そっとそっと、怪我をしないように、安全に、無難に、準備が整うまでは。
私は今回、あるポーズを自分から掴みに行こうとして怪我をしました。
ポーズは勝手に起こるものと思っていたので長い間待っていましたが、起きないんだもん。
意識的にそっちに向かわないと。
なので、自分で起こしてやろうと思ったわけです。
そしたら前回と同じような経緯で似たような場所を「グキ」。
選択肢としては、「これは自分に相応しいポーズではない」と決断して2度とそちらへは行かない、がひとつ。
これは、「怪我をしないように生きる人生」なんじゃないか、と頭をよぎる。
あるいは、やっぱりポーズを取りに行く方向へ向かう(ポーズが出来る出来ないは関係ない。
これは最近学んだこと。関係ないんだよ出来るか出来ないかなんて)、かつ、なにが駄目で怪我をするのか、なにが足りてなくてなにが必要かの線を本気で見極める努力をする。
怪我の質にもよるけどね、今回の私の怪我は捻挫みたいなもんらしく、なんか、まあ痛めなきゃ分からないこともあるよなあ、と思いました。
指導者として「怪我をさせてはいけない無理をさせてはいけない」当然だ(特に先生がリードするクラスの場合)。
練習生として例えばシルシアーサナであちこちが整ってないのに、軽減法ではなく無理矢理変な頭と首の位置で拷問みたいになるいわゆるフルポーズに向かうのは、エゴエゴし過ぎてなにのためのアーサナかさっぱり分からない。
でも、安全圏から出るとき、一歩間違えたら怪我するぜみたいな緊張感がなければその外に抜けられなかったりするということは、あるだろう。
ヨガ、アーサナに限らず。
中略
(比喩的な意味での)怪我をしないような生き方は他の誰かにお任せして、自分は怪我を恐れないかつ怪我をしにくい自分作りに専念して、アーサナはわざわざ怪我はしたくはないけども一歩間違えたらの緊張感の中で取り組んで、勇気片手にまだまだ先へ進んでいきたいと強く強く願う。このヘタレ臆病者が本気で。
原文はこちらから
https://www.facebook.com/yokotokumoto329/posts/10218071675327744
これこれこれこれ~~~!!!
ようこさ~~~ん!!!!
4、怪我をしないように、大事にだいじに守って得られるものは限られている。
「バイキンに触れたくないからって無菌室に閉じこもっていたら外の世界は見られない。」
これはビジネスの先生に言われた言葉。
そう思うと、ヨガの向きあい方でも、人生の向き合い方でも同じようにビビりすぎていたのか!!!!
とここで衝撃を受けます。
怪我をしろってことではない。
でも、行けるところまで頑張ったのか?
慎重かつ、大胆にチャレンジしたか?
今日のベストを尽くしたのか?
はい!と心から言えそうなのか?
ちゃんと生きた~って感じしてるのか?
そう自分に問うたらはっとして、ちょっとしんどいけど、
Engawayogaに足が毎回向かうのです。笑
別にアシュタンガでもいいんですけれどね。
いまはまず、こちらでがんばろうと思います。
何かを得る、ために行うとそれはエゴになっていくのかもしれない。
けれど、できない時も、できる時も、そのままの自分をみて、認めて、それによって起こることをただ、伝えたり噛み締めていったらいいかなあ、と思います。
油断大敵。
5、見てくれている方、ありがとう。
最近、よく「ブログ見てるよ~」って言ってもらえることがある。
ここで突然の、お礼タイム。笑
ありがとうございます。嬉しい!
6、ヨガは人生を表している。
ただ、上記に書いたこともやはりこれらはある程度練習が進んでいるからできることだったりするし、ヨガは危険も合わさるボディーワークでもあると私は考えます。
軽減や危険回避が悪いわけではない。
けれど、それとの向かい合い方、というのも一つ練習であったり、知識や知恵を必要とするんだ、ということがわかった。
こう思うと、私のヨガ人生は何か少しずつ変化が起きているんだ、と感じられるのでした。
こんな風に思考が変わっていくと、これからの人生はどうなっていくのか?
楽しみだなあ、と思う昼下がりでした。
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